おとうふ工房いしかわのご紹介

愛知県高浜市に本社を構える「おとうふ工房いしかわ」は、創業以来、“本当に美味しいおとうふを届けたい”という思いを大切にしてきた老舗メーカーです。
特徴は、国産大豆100%使用と、消泡剤無添加のこだわり製法。
素材本来の甘みや香りを最大限に引き出すため、昔ながらの製法を守りながら、現代の安心・安全基準もしっかりクリアしています。
いしかわさんは環境や地域との共生も重視。
工場の敷地内には直売所「おとうふ市場 大まめ蔵」や、豆腐スイーツを楽しめるカフェも併設されており、豆腐を通して“人と人をつなぐ場所”として親しまれています。

今回レビューする「おとうふバラエティセット」も、そんな想いの詰まった商品です。
ふだんスーパーでは見かけないちょっと特別な豆腐を、ぜひ味わってみてください。
看板商品は究極のきぬと至高のもめん

おとうふ工房いしかわといえば、やっぱり外せないのが「究極のきぬ」と「至高のもめん」。
どちらも国産大豆と天然にがりを使い、昔ながらの手寄せ製法で作られています。

「究極のきぬ」は、きめ細かくなめらかな食感が特徴で、口に入れた瞬間に大豆の甘みがふわっと広がります。
冷ややっこはもちろん、シンプルに塩だけでも素材の力を実感できる逸品です。

一方の「至高のもめん」は、大豆の旨みとコクがぎゅっと詰まったしっかり食感。
煮物や湯豆腐にしても崩れにくく、料理の主役になる豆腐です。
どちらも“シンプルだけど深い”豆腐の世界を味わわせてくれる、まさに看板商品。
今回のセットにも含まれているので、食べ比べも楽しみですね。
おとうふバラエティセットの商品概要

「おとうふバラエティセット」は、個性豊かなラインナップを一度に味わえる贅沢な詰め合わせ。
職人さんが丁寧に仕上げたお豆腐それぞれが持つ、異なる食感や風味の違いを楽しめるのが魅力です。
ここからは、セットに含まれる各商品の特徴をご紹介します。
究極のきぬ450g(大葉1枚)

主な原材料名
大豆(国産)、凝固剤(塩化マグネシウム)
栄養成分表示(100当たり)
- エネルギー:74kcal
- たんぱく質:4.3g
- 脂質:5.1g
- 炭水化物:2.7g
- 食塩相当量:0.1g




至高のもめん450g(大葉1枚)

主な原材料名
大豆(国産)、凝固剤(塩化マグネシウム)
栄養成分表示(100当たり)
- エネルギー:99kcal
- たんぱく質:7.3g
- 脂質:6.1g
- 炭水化物:3.8g
- 食塩相当量:0.1g




湯葉寄せとうふ300g

なめらかな寄せ豆腐に、やわらかく繊細な平湯葉をたっぷり混ぜ込んだ贅沢な一品。
大豆の甘みと湯葉の食感が楽しめ、まずはシンプルに味わうのがおすすめ。
主な原材料名
大豆(国産)、湯葉、凝固剤(塩化マグネシウム)
栄養成分表示(100当たり)
- エネルギー:88kcal
- たんぱく質:5.7g
- 脂質:5.8g
- 炭水化物:3.3g
- 食塩相当量:0.2g


山芋寄せ豆腐200g タレ10g

国産大豆と山芋を使い、とろろのシャキシャキ感を絶妙に残した豆腐。
山芋の豊かな風味が感じられ、付属のだし醤油でさらに旨みアップ。
主な原材料名
大豆(国産)、山芋、凝固剤(塩化マグネシウム)
タレ[醤油、砂糖、みりん、だし(かつお節など)]
栄養成分表示(商品1袋当たり)
- エネルギー:141kcal
- たんぱく質:10.6g
- 脂質:6.5g
- 炭水化物:10.3g
- 食塩相当量:1.4g


芳醇とうふ ごま300g

国産大豆100%と香り高い練りごま・ごま油を合わせた濃厚寄せ豆腐。
薬味を添えた冷ややっこはもちろん、温やっこでもごまの風味が際立つ。
主な原材料名
大豆(国産)、白練りごま、ごま油、凝固剤(塩化マグネシウム)
栄養成分表示(100g当たり)
- エネルギー:82kcal
- たんぱく質:5.9g
- 脂質:5.4g
- 炭水化物:2.6g
- 食塩相当量:0.09g


究極のとうふ ゆきぴりかプレミアム200g×2

北海道産「ゆきぴりか」大豆を使用し、イソフラボン含有量は通常の1.5倍。
クセが少なくまろやかな味わいで、デザート感覚でも楽しめるプレミアム豆腐。
主な原材料名
大豆(北海道産ゆきぴりか)、オリゴ糖、凝固剤(塩化マグネシウム)
栄養成分表示(100g当たり)
- エネルギー:71kcal
- たんぱく質:4.8g
- 脂質:4.3g
- 炭水化物:3.3g
- 食塩相当量:0.15g




ちゃんとちゃんと私のごはん だしたまり200ml

国産のかつお節、椎茸、昆布、煮干しなど5種の素材から炊き出した風味豊かなだしたまり。
つけたまり・かけたまり両方で使える万能調味料。
主な原材料名
たまりしょうゆ(国内製造)、砂糖、みりん、だし(かつお節など)
栄養成分表示(100g当たり)
- エネルギー:116kcal
- たんぱく質:6.5g
- 脂質:0.0g
- 炭水化物:21.2g
- 食塩相当量:11.7g



H2:届いた商品をたくさんの写真とともにレビューします!
ここからは、商品の見た目や味、特徴などを詳しくご紹介していきます。
購入を検討している方のイメージがより具体的になるよう、写真や動画とともにレビューしましたので、ぜひ参考にしてください。
冷蔵便で商品到着

黒色の専用箱に包まれていて、高級感があります。
専用箱は横幅34cm縦幅29cm厚み13cmの大きさで、約3kgの重さでした。


冷蔵品ですので、早速開封していきます。
緩衝材に包まれたバラエティセットがきれいに並べられていて、「おとうふ工房いしかわ」の丁寧さが伝わります。


保冷剤は同封されていませんが、冷蔵便のため箱の中や商品は冷たさが保たれていて安心です。
消費・賞味期限をチェック

バラエティセットには、発送日含む5日間で消費期限を迎えるお豆腐があります。
また消費・賞味期限はお豆腐の種類によって異なります。
せっかくのお取り寄せ品ですので、新鮮な状態を楽しみたいですね。
そこで注文から各期限までのスケジュールを、筆者の実例でご紹介します。
商品到着時にどれぐらいの消費・賞味期限があるのか、参考にしていただけたら幸いです。
商品の注文から到着まで
4月30日に楽天市場で注文。
到着日時は最短の5月3日午前中を指定。
5月2日に出荷通知メール受信。
5月3日の午前中に到着。
注文から最短の4日目で届きました。
消費・賞味期限の目安
商品名 | 消費・賞味期限 | 到着時の残日数 |
究極のきぬ | 消費期限5月8日 | 残り5日間 |
至高のもめん | 消費期限5月8日 | 残り5日間 |
湯葉寄せとうふ | 消費期限5月9日 | 残り6日間 |
山芋寄せ豆腐 | 消費期限5月11日 | 残り8日間 |
芳醇とうふ ごま | 賞味期限5月21日 | 残り18日間 |
ゆきぴりかプレミアム | 賞味期限5月25日 | 残り22日間 |
だしたまり | 賞味期限12月18日 | 残り229日間 |
商品名 | 消費・賞味期限 | 到着時の残日数 |
究極のきぬ | 消費期限5月8日 | 残り5日間 |
至高のもめん | 消費期限5月8日 | 残り5日間 |
湯葉寄せとうふ | 消費期限5月9日 | 残り6日間 |
山芋寄せ豆腐 | 消費期限5月11日 | 残り8日間 |
芳醇とうふ ごま | 賞味期限5月21日 | 残り18日間 |
ゆきぴりかプレミアム | 賞味期限5月25日 | 残り22日間 |
だしたまり | 賞味期限12月18日 | 残り229日間 |
注文から各期限までのスケジュールは目安です。
商品到着後は冷蔵庫で保存し、早めに食べるようにしましょう。
続いて各商品の実食レビューです。
究極のきぬ


見た目
開封して感じたのは、圧倒的な白さ。
豆腐そのものが光を反射するような純白で、まさに“究極”の名にふさわしい佇まいです。
カットしてみると断面は驚くほどきめ細かく、気泡やムラがほとんど見当たりません。
さらに豆腐にありがちな崩れやすさはなく、箸でしっかりと持ち上げてもその形を保ってくれます。
容器のフィルムも剥がしやすく、ストレスなく開封できる配慮があるのも地味に高ポイントです。

味
ひと口目で感じるのは、とろけるような滑らかさとしっかりとした甘み。
この甘さは大豆本来のもので、余計な雑味がなく、何もかけずに食べても最後まで飽きません。
特に印象的なのは、水っぽさがなく濃厚であること。
口の中で消えたあとも、大豆の豊かな風味がじんわりと広がり、「豆腐を食べた!」という満足感がしっかり残ります。


至高のもめん


見た目
開封してまず目に入るのが、しっかりと残る布目。
押し固められて整った形状は、木綿豆腐ならではの存在感を際立たせています。
お箸で割ろうとしてもなかなか崩れず、ぎゅっと詰まった質感がわかります。
容器のフィルムも簡単に開けられるので、すぐに盛り付けできるのが便利です。

味
ひと口食べると、「噛んでいる」実感がしっかりある食べごたえ。
水分が少なく、密度の高さが際立つので、冷やっこよりも煮物や鍋料理にすると、出汁がよく染みそう。
甘みは控えめで、大豆の風味が食べ終わりまでじんわりと残り、シンプルな料理ほど力を発揮しそうな逸品です。


湯葉寄せとうふ


見た目
カップ型の容器なので、少し揺らしてから逆さにすると、つるんと簡単に取り出せるのが嬉しいポイント。
表面を見てみると、湯葉が細かく敷き詰められているのがひと目でわかり、特別感があります。

味
寄せ豆腐はとてもなめらかで、そこに湯葉の歯ごたえが加わるため、食感のコントラストを楽しめます。
封を開けた瞬間に湯葉の香りがふわっと広がるのも印象的で、口に入れるとほのかに甘さがあり優しい味わい。
湯葉好きもそうでない人も思わず笑顔になれる良品です。


山芋寄せ豆腐


見た目
こちらもカップの容器に入っていて、少し揺らしてから逆さにするとするりと取り出せます。
表面にはすりおろした山芋がしっかりと見え、箸を入れると特有の粘り気が感じられるのが特徴。
お皿に盛り付けるときは滑りやすいので慎重に。

味
口に入れると、寄せ豆腐の柔らかさに加え、山芋ならではのシャキッとした食感がアクセントに。
湯葉寄せよりも少し甘みが強く、シンプルなままだと途中で少し単調に感じるかも。
付属のだし醤油は優しいめんつゆ風で、わさびを添えるとまるでそうめんのような爽やかさが広がり、これが意外と合います。
山芋の香りは控えめなので、クセが少なく食べやすいです。

芳醇とうふ ごま


見た目
カップの容器入りで、こちらも取り出しは簡単。
表面のなめらかさが際立ち、見ただけで「美味しそう!」と思わせるルックスです。
他の寄せ豆腐に比べるとやや崩れやすく、盛り付け時は優しく扱うのがコツ。

味
最初は「ごま感が弱い?」と思いましたが、一口食べるとごまの風味がふわっと広がります。練りごまとごま油がしっかり効いていて、冷やっこで食べ続けても飽きずに楽しめる味わい。甘みはほとんどなく、しっかりとした塩気の薬味や温やっこもよさそう。もちもちした食感はないので、いわゆる「ごま豆腐」とは別物の、豆腐の良さが活きた一品です。

H3:究極のとうふ ゆきぴりかプレミアム
見た目
こちらもカップ入りで取り出しやすく、見た目は究極のきぬと似ていますが、触感はさらに弾力が強め。プリンのようなぷるぷる感があり、スプーンを入れるとふるふると揺れる様子が楽しいです。
味
噛んだ瞬間に広がるのは、クリーミーでまろやかな甘さ。絹豆腐をさらにリッチにしたような口当たりで、まるで豆腐のデザート版といった印象です。オリゴ糖が入っているせいか、クセがなく、お子さまでも喜んで食べられそう。はちみつや黒みつをかければ完全にスイーツ寄りの楽しみ方も。個人的には、今回の中で一番おすすめです。
H3:ちゃんとちゃんと私のごはん だしたまり
H2:スーパーのお豆腐と比較して判明する凄さは事件級
H3:見た目が明らかに違う件
絹豆腐は、まずその白さが一目で違うと感じます。本商品の絹は、きめ細かさが段違いで、スーパー品と比べると、より上品な印象。水抜きして比べると、水分量(200gあたり約7g)はスーパーと同程度でしたが、出てきた水分の「色」が明らかに違うのが驚きポイント。素材の質を物語っています。
木綿豆腐は、さらに違いが際立ちます。本商品は、表面も断面も**「これぞ木綿!」という粗めの質感**で、職人技が感じられる仕上がり。一方スーパーの木綿は、揺らすとぷるぷると動きやすく、崩れやすい印象。水抜きでは、スーパーが200gあたり8g、本商品は4gと、なんと半分の水分量。こちらも、抜けた水分の色に明確な違いが見えました。
湯葉寄せとうふは、スーパー品が表面だけ絹豆腐仕様なのに対し、本商品は細かい湯葉がまんべんなく敷き詰められていて、見た目の特別感が段違いです。
H3:もうスーパーの味に戻れない件
絹豆腐の食感には、正直大きな差は感じませんでした。しかし、その分、素材の違いがダイレクトに伝わる印象。スーパー品は、水分が多く、「少し苦みがある」後味が目立ちましたが、本商品は良質な水を使っているからこそのクリアな味わいで、大豆本来の美味しさがストレートに楽しめると感じます。
木綿豆腐は違いが歴然。スーパー品は木綿とは言いつつ、噛み応えが弱く、むしろ絹に近い食感。しかも後味に少し苦みが残るのが気になりました。それに対して「至高のもめん」は、食べ始めから終わりまで大豆の香りと味がしっかり続き、全く飽きがこない。もし「どっちを食べる?」と聞かれたら、迷わず「至高のもめん」一択です。
湯葉寄せとうふは、まず湯葉そのものの使い方が全然違う。スーパー品は大きめの湯葉が豆腐の中に積み重ねられていて、湯葉が主役という感じですが、本商品は寄せ豆腐自体が圧倒的に濃厚で、湯葉はあくまでアクセント。そのため、全体の完成度が一段上に感じます。