「島豆腐って気になるけど、本当においしいの?」
ネットで見かける沖縄の島豆腐は、なんだか特別そう。
でも実際に取り寄せるには少し勇気がいりますよね。
値段も安くはないし、味が想像できない…という方も多いのではないでしょうか。
そんな疑問に応えるべく、お豆腐をこよなく愛する筆者が、沖縄から本物の島豆腐を取り寄せてレビューします。
- 届いたときの印象や梱包
- 見た目・香り・食感・味のリアルな感想
- スーパーの島豆腐との比較
この記事では、「ひろし屋食品の島豆腐」を詳しくご紹介します。
「気になっていたけど買わなかった」を「買ってよかった」に変えるヒントが、この記事には詰まっています。
島豆腐の真価を知れば、あなたの食卓がちょっと楽しく、ちょっと豊かになりますよ。
沖縄の島豆腐文化を伝える、ひろし屋食品

昭和48年に那覇市で創業したひろし屋食品は、沖縄の食文化を支え続ける島豆腐の専門店です。
「豆腐は主食」という沖縄独自の食習慣に根ざし、昔ながらの製法で、毎朝手づくりしたお豆腐を地域に届けています。

看板商品の島豆腐に加えて、ジーマミー豆腐やおから・豆乳スイーツなどの加工品も幅広く展開。
お豆腐の魅力を多角的に発信し、観光客から地元の方まで、多くの人に愛されています。
沖縄の市場やスーパー、飲食店でも広く取り扱われており、“沖縄の味”の原点として今も親しまれ続けています。
島豆腐とは?本土の豆腐との違いをわかりやすく解説

沖縄の食卓に欠かせない島豆腐は、本土の木綿豆腐とはひと味違う、独自の製法と食感をもつ伝統的なお豆腐です。
いちばんの特徴は、ぎゅっと詰まった大豆の旨みと、しっかりした弾力ある食感。
一般的な木綿豆腐に比べて水分量が少なく、100gあたりのたんぱく質は約1.3倍。
炒めたり煮たりしても崩れにくいため、チャンプルー(炒め物)などの料理にも適しています。

サイズは本土のお豆腐(1丁約300g)より大きく、1丁が約1kgというボリューム感。
沖縄では「豆腐は主食」とされることもあり、日常的にたっぷり食べられています。
また島豆腐は「生しぼり地釜製法」と呼ばれる昔ながらの直火炊き製法でつくられることが多いです。
豆乳を直火で加熱し、沖縄にがりや塩などを加えてじっくりと固めていきます。
この製法により、雑味が少なく、コクと香ばしさのある味わいに仕上がるのが魅力です。

ひろし屋食品で取り寄せる島豆腐は、真空パック包装になっており、沖縄県外でも新鮮な状態で味わえるよう工夫されています。
冷蔵便で届いたら、そのまま切って食べるのはもちろん、炒め物や汁物に使ってもしっかり存在感を放ってくれます。
取り寄せた「島豆腐 半丁(ひろし屋食品)」商品概要

今回取り寄せたのは、沖縄の老舗・ひろし屋食品がつくる「島豆腐 半丁(500g×4個のセット)」。
沖縄らしい旨みの濃さと食べごたえをしっかり感じられる島豆腐で、そのまま冷奴として食べても、炒めても煮ても型崩れせず美味しくいただけます。
原材料は大豆と塩、にがりのみのシンプルな内容で、大豆本来のコクと香りが引き立ちます。

1個500gのサイズ
- 長辺:12cm
- 短辺:6cm
- 高さ:7cm
主な原材料名
- 大豆
- 食塩
- にがり(塩化マグネシウム)
栄養成分表示(100g当たり)
- エネルギー:88kcal
- たんぱく質:8.0g
- 脂質:5.5g
- 炭水化物:2.1g
- 食塩相当量:0.5g

届いた島豆腐をたくさんの写真とともにレビューします!
ここからは、島豆腐の見た目や味、特徴などを詳しくご紹介していきます。
購入を検討している方のイメージがより具体的になるよう、写真や動画とともにレビューしましたので、ぜひ参考にしてください。
箱を開けた瞬間、“沖縄”がやってきた気分に

届いたのは冷蔵便の段ボール箱。
サイズは横27cm×縦21cm×厚み12cmほどで、重さは約2.5kg。
開けてみると保冷剤はなく、そのかわりに緩衝用の紙でお豆腐がやさしく包まれていました。


いわゆる「ギフト感」はありませんが、どこか沖縄のゆったりした人柄が伝わるような素朴さがあります(いい意味で「ちょっと雑」な感じ)。
きっちりしすぎず、でもちゃんと守られている。そんな絶妙なバランスです。



触るとしっかり冷えていて、ずしりと重くてまるで粘土の塊のよう。
見た目からして、これは普通のお豆腐ではないと感じました。
真空パックの開封時には水分が出てくるので注意してください。
商品はいつ届く?賞味期限はどれくらい?お取り寄せスケジュールを実例で紹介

せっかくのお取り寄せ島豆腐、新鮮なうちに味わいたいですよね。
ここでは注文してから届くまでの流れと、到着時点での賞味期限の目安をご紹介します。
「どれくらい日持ちするの?」「いつ食べ切ればいい?」と気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
商品の注文から到着まで
4月30日に楽天市場で注文。
到着日時は最短の5月5日午前中指定。
5月2日に出荷通知メール受信。
5月5日の午前中に到着。
注文から6日目で届きました。
届いたお豆腐の賞味期限の目安
商品名 | 賞味期限 | 到着時の残日数 |
島豆腐 半丁 | 5月20日 | 残り15日間 |
商品名 | 賞味期限 | 到着時の残日数 |
島豆腐 半丁 | 5月20日 | 残り15日間 |
注文から賞味期限までのスケジュールは目安です。
商品到着後は冷蔵庫で保存し、早めに食べるようにしましょう。
想像以上の“塊感”!ずっしり重く、見るからに密度が高い

見た目
封を開けると、ほのかに大豆のやさしい香りが立ちのぼります。
強い香りではありませんが、どこか懐かしいような素朴な風味を予感させます。

表面は木綿豆腐とは異なる微細なザラつきがあり、「しっかり押し固められた感」が伝わってきます。
色は純白ではなく、わずかに茶色がかったナチュラルカラー。
これが島豆腐らしさなのかもしれません。
固いのにホロホロしない不思議な食感。プリプリ感はなし

味
包丁を入れてみると、明らかに固い。
切りづらいわけではなく、すっと通る心地よい抵抗感。
一口食べると、期待を裏切らない歯ごたえと弾力!
とはいえ、プリプリというよりはぎゅっと詰まった感じです。

食べてすぐ感じるのがわずかな塩気。
絹や木綿のような甘みや滑らかさがない代わりに、噛むたびに大豆の濃さがじわじわ広がります。
後味にクセはなく、えぐみも感じません。

シンプルなのに満足感が高く、特に木綿豆腐好きにはたまらないはず。
崩れにくく、炒め物や煮物などの加熱料理で真価を発揮しそうです。
スーパーの島豆腐と比較して判明する本物の証
- スーパーで購入した島豆腐(210g・税抜178円)




見た目の違い
並べてみると、まず色が違います。
スーパーの島豆腐は白っぽく、いかにも加工品という印象。
沖縄直送のひろし屋食品の島豆腐はうっすら色味のある自然な見た目です。

さらに違いが際立ったのが、表面と断面の質感。
スーパー品は膜のような層が厚く、箸で割るのに少し力がいりますが、ひろし屋食品の豆腐はなめらかで割りやすいのに崩れにくいという絶妙なバランス。
味の違い
食べ比べてみると、ひろし屋食品の島豆腐は「本物」という言葉がしっくりきます。
しっかりした固さと絶妙な塩気、大豆の濃さ、そして何より料理に使っても崩れないタフさ。
炒め物やチャンプルーのような沖縄料理に愛される理由がよくわかります。
スーパーの島豆腐も決して悪くはないのですが、比べてしまうと「別物」というのが正直な感想。
手作り感や大豆の風味の広がりが、やっぱり直送豆腐は違います。

見た目も味わいも、箸で割ったときの感触すらも、「これが本物か」と思わせてくれるひろし屋食品の島豆腐。
スーパーで手軽に買える島豆腐と比べることで、違いがより鮮明に浮かび上がりました。
日常になじんだお豆腐だからこそ、ときには本場の味を取り寄せてみるのもおすすめです。
一口ごとに、大豆の力強さと、沖縄の豊かな食文化を感じられる体験になるはずです。
注文前に知っておきたいQ&A
まとめ:お取り寄せして贅沢する価値大いにあり!
沖縄で日常的に食べられている島豆腐は、見た目も食感も味も、私たちが慣れ親しんだ豆腐とはひと味違う存在でした。
しっかりとした歯ごたえと、大豆本来の旨みを感じられる、ひろし屋食品の島豆腐。
炒め物や煮物にしても崩れにくく、料理の主役として活躍してくれます。
スーパーの島豆腐と比べてみることで違いがより際立ち、「本物の島豆腐ってこういうものなんだ」と実感できる体験になりました。
ご自宅で沖縄の味を楽しみたい方、本格的な豆腐料理を試してみたい方には、ぜひ一度取り寄せて味わってほしい逸品です。